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犬山市 平成16年3月 第1回定例会会議録(水野議員の一般質問及び答弁の抜粋) |
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◎議長(熊澤宏信君) 水野議員 ◎5番 (水野正光君) 5番目の広域大型ごみ処理施設計画の見直しについてであります。 1番目の自然公園内での建設問題についてであります。 犬山市の面積は、7,497ヘクタールで、そのうち3,662ヘクタール、約49%が飛騨木曽川国定 公園の自然公園地域に入ります。市長は、犬山市環境基本計画で一人犬山だけは自然公園 法に守られた森を切り開くことなく、20世紀の成長と開発の時代に耐え、豊かな里山を21世紀 に引き継ぐことができたましたと述べられております。全市博物館構想でも、城東地区は里山の 歴史博物館として位置づけられ、里山の保全の必要性がうたわれています。 今回の善師野地区の4市2町の広域ごみ処理施設の候補地とされている場所は、自然公園 普通地域に入ります。しかも、隣接する今井が第3種特別地域となっており、ここに山林を切り 崩し、大型施設をつくることは環境保全、自然保護に反する行為となりますが、なぜここをあえて 候補地と選定されたかお尋ねいたします。 自然公園法に基づき、自然公園普通地域内でのごみ処理施設建設は、県の許認可が必要 ですが、環境庁は国立・国定公園内における廃棄物処理の取り扱いについての通知で、自然 公園普通地域での一般破棄物処理施設の設置を原則として認めない指導をしていますが、ど のように理解されているかお尋ねします。 また、この件について県と協議したり、要望したりされていますが、その内容や県からの指示 の内容についてお尋ねいたします。 2番目に、候補地内の保安林の保全についてであります。 候補地とされているところは、善師野字奥雑木洞と奥小屋洞の名鉄所有の13.3ヘクタール ということですが、そのうち奥小屋洞の約6ヘクタールが土砂流出防備保安林2号保安林として 指定されています。保安林は、言うまでもなく土砂崩れや洪水などの災害を防ぎ、環境を保全 する重要な役割を果たしています。そのため、森林法によって厳しい規制や義務が課せられる とともに、免税措置などが講じられています。このような保安林である山林を開発し、広域大型 ごみ処理施設をつくることは、災害の危険が増し、環境の破壊に繋がると思いますが、その影 響についてどのように考えられているのかお尋ねいたします。 次に、森林法による2号保安林は、農林水産大臣の指定解除が必要ですが、県と協議の状 況と農林水産省の見解はどうかお尋ねいたします。 3番目に、周辺住民への説明と同意についてでありますが、国も県も、情報開示し、住民と話 し合い、合意形成を大変重視していますが、これまで周辺の地域ごとに見学会や意見交換会で 説明されてきていますが、この自然公園や保安林について説明されているかお尋ねいたします。 善師野区、善師野台区、四季の丘、今井、そして可児市の長坂、光陽台、縁といった団地か らも不安の声が広がっていますが、それぞれの地区でどのような話し合いの状況になっているか、 お尋ねいたします。 4番目に、他の3市2町の動向と広域化ブロック会議についてであります。 小牧岩倉衛生組合の小牧市と岩倉市、そして江南丹羽環境管理組合の江南市、扶桑町、大口 町の3市2町の動向ですが、昨年9月議会の宮地議員の質問に対して、現在、犬山市の進みぐあ いも見守っているという段階であり、他の3市2町から特に期限というものは示されていないと答弁 されていますが、今現在の状況はどうなっているのかお尋ねいたします。 また、先般、犬山市より3市2町の首長に対し、県に提出する要望書に同意してほしいという要 請をされたようですが、その内容と、それぞれの市町はどのような見解を示されているかお尋ねい たします。 最後に、尾張北部地域ごみ焼却処理広域化ブロック会議でありますが、県のごみ処理広域化計 画に基づき、広域化ブロック会議を設置し、その中で広域化実施計画を策定し、その後、用地取得 や地元住民との協議などが広域化を具体的に推進していくとなっていますが、犬山市の用地の決定 の方向のみが進められていますが、現在のこの会議はどのようになっているのか、また今後どうなる のかお尋ねいたします。 ◎議長(熊澤宏信君) 答弁を求めます。 ◎環境部長(牧野一夫君) 5番 水野議員の質問5、広域大型ごみ処理施設の建設計画の見直 しについて、4点ほど要旨がございまして、それぞれに細かい質問がございました。時間の方もわず かとなっておりますので簡潔にお答えをさせていただきます。 1点目の自然公園内での建設の問題点と、2点目の候補地内の保安林の保全についてお答えい たします。 ご質問の2点につきましたは、法的に可能性があると、こういうことで現在県と協議を進めていると ころであります。 保安林につきましては、まだ相談を行った段階ですが、解除された例もあります。 3点目の周辺住民への説明と同意についてお答えします。 善師野区は前向きに検討していただいております。四季の丘は説明会の開催、施設見学をしてい ただき、いろいろなご質問にお答えをさせていただいている段階でございます。善師野台につきまして は、昨年5月、臨時総会を開催され、建設反対を決められました。全体との意見交換会は昨年7月の 1回しか開催できておりませんが、その席でこの計画を白紙にしないと協議に応じない、このように表 明され、それ以降、全体との話し合いはしておりません。しかし、一部の方とは必要に応じ、打ち合わ せを行い、その際に、市長はいつでもお会いして話し合いをしたい考えである旨を伝えております。 このような状況の中、事実と異なる内容のチラシが配布されていたこともありました。正確な情報を お知らせする必要があると考え、了解を得て、この1月、善師野台全戸に情報提供のチラシを配布さ せていただいております。 今井地区につきましては、この1月、残りの根木洞、虎熊、石蔵、観音堂、岩穴の町内に説明をさ せていただき、全町内に対し一通りさせていただいたところです。必要ならば、再度説明をさせていた だくと、こういうことになっております。 可児市の団地につきましては、12月議会でお答えしましたとおりです。 4点目の、他の3市2町の動向と、広域ブロック会議、これについてお答えします。 4市2町の広域ごみ処理施設、これの現実に向け、幹事市である小牧市と連携を密にして、現在も 引き続き協議を続けております。いずれにいたしましても、一刻も早く、施設実現に向け、一層の努力 をしてまいりたいと考えておりますので、議員各位のご支援をよろしくお願い申し上げます。 ◎議長 (熊澤宏信君) 水野議員 ◎5番 (水野正光君) 一番問題になっている自然公園内での建設の問題ですが、自然公園普通地 域での建設の許可が必要ですが、その問題についてほとんど触れられていませんでしたが、詳しく説明 していただきたいと思います。お願いします。 ◎議長 (熊澤宏信君) 答弁を求めます。 牧野環境部長 ◎環境部長 (牧野一夫君) 候補地は確かに飛騨木曽川国定公園普通地域に指定されております。この地域内での工作物の 設置については、届け出が必要となります。この届け出の受理につきましては、愛知県の自治事務と なっております。 以上、答弁とさせていただきます。
◎議長(熊澤宏信君) 水野議員。
◎(水野正光君) その内容についてお尋ねしとるわけですが、この自然公園内普通地域での焼却場 の建設については、環境省の通知により、原則として認めない、ただ当該市町村の区域の大半が国立 ・国定公園に含まれることなどにより、公園区域外において処理施設を設置することが著しく不合理な場 合においては設置について検討するということですが、先ほど言いましたように、今の犬山の自然公園が 49%ですので、犬山市単独であれば、この大半が自然公園に含まれるということで、許可の可能性がある 場合もあると思いますが、4市2町になると、この自然公園が含まれる地域は20%にも満たなくなりますので、 この4市2町で候補地を検討して、自然公園内での建設は検討にも値しないということになると思いますが、 その辺の見解はどうなっているかお尋ねいたします。
◎議長(熊澤宏信君) 答弁を求めます。 牧野環境部長
◎環境部長(牧野一夫君) 水野議員の再々質問にお答え致します。 ご指摘の課長通知のただし書きですが、その取り扱いについては具体的な数値基準はなく、地形その他 の物理的・社会的条件等を総合的に勘案して県が判断することと理解しております。
◎議長(熊澤宏信君) 5番 水野議員の質問は終わりました。
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この会議録は、犬山市秘書広報課の承諾をもとに掲載しています。